仕事が出来る人 パート66
要件を簡潔に言える人・言えない人
上司の人は、誰も経験あると思いますが、部下から相談があった場合、戸惑うことがあります。
それは、部下からの相談を理解するのに時間がかかるときです。
たとえば、「私の担当先でこういうところがあります。そこでこんなことがありました。
以前はこんなことはなかったのですが、おめでたいことなので、何か考えた方がいいと思うのですが・・・・」
上司から見ると、部下が話し始めた時に、いったい何の話だろうと考えます。いい話なのか、
悪い話なのか、それともそれ以外の話なのか・・・といったことを頭の中であれこれ考えるのです。
仕事の出来ない人は、この本題に入るまでの話が長いのです。特に上司が忙しいときは困ってしまいます。
これに対し、仕事が出来る人は、上司に相談する時にに「この担当先のこういう件について
どうすべきか相談したいのですが」と、最初に指示を仰ぎたいことを言うのです。それから状況について
補足説明をするのです。
上司は、すぐその件について頭の準備ができますから、的確に結論を出しやすくなるのです。
無駄な時間も省けるのです。
相談一つを取って見ても、話の仕方で仕事が出来るか出来ないかが、わかるということになります。
これは私自身、遠い昔、新入社員の時に、上司から指摘されたことなのです。